ペリーより62年も前に
[詳説]ケンドリックはなぜ日本に来たのか
佐山 和夫
2015年3月9日
彩流社
4,070円(税込)
人文・思想・社会
【ジョン・ケンドリック】(John Kendrick 1740 年頃〜1794 年)。 米国の軍人、船長、冒険商人でロバート・グレイらと共に アメリカ太平洋岸北西部探検を行った。 ペリーよりも早くに日本に来航した最初のアメリカ人である。 日米関係が黒船ペリー提督に始まったとすれば、 日本は「脅されて」国交を開始したことになる。 その62 年も前の紀州・串本に来航したケンドリックに帰ることで、 日米交流は「脅し」によってではなく、友好的人間的な接触から 始まったことが伺えられよう。 その事実を確認することは、歴史を知ること以上に将来への 大きな弾みになる。 18世紀、米国の国家としての必要・利害が対立した国々との 関係に特に注目し、新たな資料に基づく「歴史的」再検証を試みる! (1章)コッド岬 (2章)港町ボストン (3章)立ち上がった大商人 (4章)新興国アメリカ (5章)ホーン岬をまわる (6章)ケンドリック船長とグレイ船長 (7章)ヌートカに向かう (8章)英国とスペイン (9章)突っぱねるスペイン (10 章)ハワイと広東 (11 章)広東貿易 (12 章)目指せ日本! (13 章)日本に残る記録 (14 章)グレイス号とアーゴノート号 (15 章)グレイ船長の栄光とケンドリック船長の不運 (16 章)北西海岸で土地を買う (17 章)ハワイ統一戦争 (18 章)ケンドリックの最期 (19 章)息子たち (20 章)その後のアメリカ船
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