
ミスター・シャーロット・ブロンテ
アーサー・ベル・ニコルズの生涯
アラン・H・アダムソン / 樋口 陽子
2015年2月17日
彩流社
4,620円(税込)
人文・思想・社会
シャーロット・ブロンテを潰した男? 妻を、作家を、心から愛した好人物? はじめての、「シャーロット・ブロンテの夫」の伝記。『ジェーン・エア』などで英文学史にその名を刻み、現在も人気が 高いシャーロット・ブロンテ。父パトリックの副牧師アーサー・ベル・ニコルズと結婚した彼女はその翌年、未完の『エマ』を残し、妊娠中に死去した……。はたして、ギャスケル夫人による伝記に記されたように、ニコルズは偉大な作家を「殺した」のか? これまで信じられてきた「悪夫」像を、資料をひもときくつがえす。 目次(予定) 第1 章 背景としてのアイルランド 第2 章 マカーシー氏 第3 章 マカーシー氏の恋 第4 章 白馬の騎士の短い勝利 第5 章 遺言の遵守 第6 章 バナハーへの帰郷 第7 章 版権の争い 結び
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