
彷徨える魂たちの行方
ソール・ベロー後期作品論集
日本ソール・ベロー協会
2017年9月11日
彩流社
3,850円(税込)
小説・エッセイ
ノーベル文学賞作家・ソール・ベロー (1915-2005)が描いた、 人生の深みと機微ーー。 理想と現実、事実と真実……。シニカルで滑稽な物語、 描き込まれた実人生が特徴的なユダヤ系アメリカ人作家の、 ノーベル文学賞受賞後の長・中篇小説と主要短篇小説を一覧し、 その本質に迫る。 目次(予定) はじめに 町田 哲司 第1章 ソール・ベローの人生展開 橋本 賢二 --場所の移動と文学形成 第2章 鉛とシクラメン 相原 優子 --『学生部長の12月』における弱さの考察 第3章 自制できなかった男 ジャック・ライアン、 鈴木 元子訳 --「失言魔の彼」 第4章 言葉の捕囚を超えて 三杉 圭子 --「失言魔の彼」 第5章 時の試練 岩橋 浩幸 --「遠い親類」における物語行為の原動力 第6章 再生を希求する魂たちの神話 町田 哲司 --『こころの痛みで死ぬ人たち』 第7章 ベローと女性主人公 大場 昌子 --『盗み』の企み 第8章 ホロコースト以後の持続と変容 佐川 和茂 --『ベラローザ・コネクション』 第9章 記憶、回想、語り 片渕 悦久 --「覚えていてほしいこと」の物語意識 第10章 出生地再訪から振り返るベローの人生と文学形成 橋本 賢二 --「セント・ローレンス川のほとりで」 第11章 初恋と小児麻痺 伊達 雅彦 --恋愛小説として読む『アクチュアル』 第12章 20世紀末に再考する「アメリカン・マインド」 杉澤伶維子 --『ラヴェルスタイン』におけるアメリカ、 ギリシア、ユダヤ 第13章 終着する対話の変容 鈴木 元子 --『ラヴェルスタイン』 第14章 作家と伝記 池田 肇子 --ソール・ベローの場合 おわりに [特別寄稿]Crises of the Sprit: Dante and Bellow Gregory Bellow
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