教える赤ちゃん・察する赤ちゃん

他者を理解し働きかけるこころの発達と起源

孟 憲巍

2021年1月10日

ナカニシヤ出版

4,290円(税込)

人文・思想・社会

文化の伝達は誰かから「教わる」とともに誰かに「教える」ことによって初めて可能になる。乳児が「有能な教わり手」であることは先行研究で示されているが「教える」という行為はいつ始まるのか。発達的起源に迫る。 ●著者紹介 孟 憲巍(もう・けんい) 同志社大学赤ちゃん学研究センター助教。博士(心理学・九州大学)。1987年生まれ,中国出身。専門は,発達科学,実験心理学,教育心理学。九州大学大学院人間環境学府修了,京都大学大学院教育学研究科日本学術振興会外国人特別研究員を経て現職。第8回日本学術振興会育志賞受賞。赤ちゃん・子どものこころを実証的に検討することで科学的な人間理解を目指している。 第1章 教える私たち 第1節 なぜ教えるのか 第2節 ヒトにおける教える行動の特徴 第3節 教えるために必要なもの 第4節 赤ちゃんが教える可能性 第5節 各章の概要 第2章 他人の視線に注意を払う赤ちゃん 第1節 赤ちゃんは他人同士のコミュニケーションに敏感 第2節 「気づいていない」人を見る赤ちゃん 第3章 教えたがりの赤ちゃん 第1節 「知らない」人に教える赤ちゃん 第2節 教えるための指差し 第4章 教えることの発達的起源 第1節 他者を理解し働きかける赤ちゃん 第2節 教わる存在と教える存在 第3節 赤ちゃんが教えるということ

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