利他行動の促進・抑制過程

評判への関心に基づく検討

河村 悠太

2022年3月10日

ナカニシヤ出版

5,500円(税込)

人文・思想・社会

評判を気にすることが利他行動を左右する。 この利他行動の様々な理論を紹介し,評判への関心と利他行動の関連が社会的規範によって調整される姿を描く。 一方でその社会的規範から逸脱する利他行為がどのような評判となるのだろうか。 ●著者紹介 河村悠太(かわむら・ゆうた) 京都大学大学院教育学研究科を経て博士(教育学) 専攻は社会心理学 現在,大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科准教授 主要著作に Kawamura, Y., Kusumi, T. (2020). Altruism does not always lead to a good reputation: A normative explanation. Journal of Experimental Social Psychology, 90, 104021. doi: 10.1016/j.jesp.2020.104021 Kawamura, Y., Ohtsubo, Y., & Kusumi, T. (2021). Effects of Cost and Benefit of Prosocial Behavior on Reputation. Social Psychological and Personality Science, 12(4), 452?460. doi: 10.1177/1948550620929163 Kawamura, Y., Kusumi, T. (2017). The norm-dependent effect of watching eyes on donation. Evolution and Human Behavior, 38, 659?666. doi: 10.1016/j.evolhumbehav.2017.05.003 河村 悠太・楠見 孝 (2015). 募金広告の描写が援助対象への顕在的・潜在的評価及び寄付行動に与える影響 心理学研究, 86(1), 21-31. doi: 10.4992/jjpsy.86.14021 など

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