これで差がつく! 勝つ剣道 上達のコツ55 改訂版

右田 重昭

2018年12月15日

メイツ出版

1,430円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

★ 試合で勝つための、「一歩先の技術」が身につく! ★ 具体例でわかりやすい55のコツで徹底解説! ★ 動き出す前に先手をとる観察眼! ★ 誘導してスキを作らせる押し引き! ★ 最短距離を攻める的確な太刀筋! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 国士舘大学では、切り返しの時間を非常に多く取っています。 正しい切り返し、竹刀の振り方は、剣道における基本であり、 正しく竹刀を振る力がなければ、技が身につかないからです。 竹刀を振る力とは、物打ちがしっかりと速く振れる力ですが、 これが集約されているのが切り返しなのです。 本書では、さまざまな技術を解説しましたが、 正しくしっかり振れるという基本ができていないと、 技を使ったときに一挙動で打突できません。 また、物打ちの速さがないと、打突が弱く、 有効打突につながりません。 このことを理解し、技を覚えるだけでなく、 同時に並行して正しく竹刀を振る練習も 積み重ねていただきたいと思います。 また、技を身につけるには、 修練、練習の積み重ねが必要です。 そして身につけた技は、ぜひ稽古で使ってみてください。 使ってみて何が自分に足りないのかを理解し、 さらに勉強し、技を完成させていってください。 自分の得意技を身につけ、試合で実践していくうちに、 いい技、得意技が完成していくことでしょう。 本書が、読んでいただいた方の活躍の場が広がる一助になれば幸いです。 剣道教士八段 右田重昭 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第一章 先で打つ *01 払い面(表) 相手の剣先を表から払い、 自分の剣先を中心から外さず、 払った剣先が戻る前に素早く面を打ちにいく。 *02 払い面(裏) 裏からの払い面は、 払う力が伝わらず大きく払えないので、 右斜め上に払い上げて一挙動で打つ ・・・など全17項目 *章末コラム 剣道上達の心得1 ☆第二章 先の先で打つ *18 出ばな面(表) 竹刀を表から押さえ、 相手が反応して出ようとしたら、 最短距離で振りを小さくして素早く面を打つ *19 出ばな面(裏) 裏から押さえた出ばな面は、 小手に注意しながら腰を入れて中心を取り、 振りを小さく鋭くして打つ ・・・など全11項目 *章末コラム 剣道上達の心得2 ☆第三章 後の先で打つ *29 面すり上げ面(表) 面を見せながら相手を充分に攻め、 相手が面にきた瞬間、 体を右に捌きながらすり上げれば、 面を打つことができる ・・・など全18項目 *章末コラム 剣道上達の心得3 ☆第四章 引き技で打つ *47 引き面 つばぜり合いから相手を自分から見て右に押して、 戻す力を利用して左に崩せば、引いて正面が打てる ・・・など全9項目 ※ 本書は2014年発行の「これで差がつく! 勝つ剣道 上達のコツ55」を元に、加筆・修正を行った新版です。

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