はつ恋はミルクホールで

薫風帝都浪漫綺談

Regalo

ゆきの飛鷹

2011年11月18日

イースト・プレス

1,257円(税込)

小説・エッセイ

時は大正11年。ミルクホールと探偵小説をこよなく愛する新華族の令嬢・織江は、ある日父から突然、真面目で口うるさい幼馴染・奎吾との婚約話を聞かされる。納得できず、相談相手の伯爵夫人のもとに赴く織江だが、そこで妖美なる青年、清重と出会う。 一方その頃、東京府では令嬢の髪が切られる不可解な事件が続いていた。犯人は、鋭い鉤の手を持つ「鉤男」で、被害に遭った令嬢は3日後に殺されると噂されているのだが……。

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