路上の文豪、酔いどれジョナサンの「幻の傑作」

ニック・フリン / 金原瑞人

2012年8月9日

イースト・プレス

1,980円(税込)

小説・エッセイ

舞台は現代のボストン。著者ニック・フリンの父ジョナサン・フリンはアルコール依存症の放蕩親父でイカサマ師、タクシー運転手の職を得ても泥酔してすぐにクビ? だが不思議にチャーミングな男である。 そんな老いたる父が、著者の働くホームレス・シェルターにやってきた。 父子25年目の再会……でもそれは感動の再会などではなくて、「おれはいまアメリカ文学史に残る大傑作を書いているところだぁ!」と叫ぶ元気のいい爺さんにふりまわされる日々なわけであり……。 本作は映画化され、ロバート・デニーロが放蕩親父ジョナサン、ジュリアン・ムーアが若き日のジョナサンの妻を演じています。映画は2012年春アメリカで公開された。映画タイトルは「Being Flynn」(日本での公開日程は未定、邦題も未定)です。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

1

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください