
ヘアヌードの誕生
芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる
安田理央
2021年6月8日
イースト・プレス
1,980円(税込)
人文・思想・社会
・キャッチ 「『陰毛はどこから来たのか、陰毛とは何か、陰毛はどこに行くのか』とはゴーギャンの名高い絵のタイトル、というのは嘘で、『陰毛』ではなく『人間』だ。だが、この本の読者は、大河ドラマのような陰毛の歴史を見て、そう呟くに違いない。ちなみに、ゴーギャンも陰毛はばっちり描いてます」と、高橋源一郎(作家・明治学院大学教授)さんも大推薦!! ヘアヌード30周年特別書き下ろし。 ・内容紹介 ヘアー、それはたかが陰毛であり体毛に過ぎない。しかし、女性のそれが見えたか、見えないか。見せようとする側と決して見せまいとする側は、泣き笑いかつ死に物狂いの戦いを繰り広げてきた。その攻防の歴史を追うことは、日本人にとっての猥褻観とは何かを突き詰めることであり、否定しようのない日本文化史なのである。(「はじめに」より) ・目次 はじめに 日本人にとって陰毛とはなんだったのか 第一章 陰毛をめぐる世界史 第二章 奪われた日本の陰毛 第三章 陰毛闘争 第四章 ヘアヌードの誕生 第五章 ヘアヌードの終焉 終章 そして誰も陰毛を語らなくなった おわりに 結局、陰毛は猥褻なのだろうか 日本人にとって陰毛とはなんだったのか/第一章 陰毛をめぐる世界史/第二章 奪われた日本の陰毛/第三章 陰毛闘争/第四章 ヘアヌードの誕生/第五章 ヘアヌードの終焉/終章 そして誰も陰毛を語らなくなった/結局、陰毛は猥褻なのだろうか
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