「東洋の魔女」論
イースト新書
新雅史
2013年7月10日
イースト・プレス
946円(税込)
新書
一九六四年一〇月二三日、視聴率六六・八%を稼ぎ出すほどの国民が見守る中、金メダルを獲得した「東洋の魔女」。彼女たちが在籍した繊維工場は、当時多くの女性が従事した日本の基幹産業であり、戦前には『女工哀史』に象徴されるような非惨な労働環境も抱えていたが、そこでバレーボールが行われたことの意味するものは何か。そして「東洋の魔女」が「主婦」を渇望したことの意味するものは何か。「レクリエーション」という思想からバレーボールが発明され、日本の繊維工場から「東洋の魔女」が誕生したことの歴史性を考察する。
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(無題)
日経が5つ星で勧めるほどの内容ではなかった。
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