水木しげると妖怪の哲学

イースト新書

甲田烈

2016年12月10日

イースト・プレス

947円(税込)

新書

<幸福>のヒントは、<妖怪>にある。 水木しげるが生涯のテーマとした、「妖怪」と「幸福」。両者には、一体どのような関係があるのか。その謎を解く鍵は「驚き」にある、と哲学の立場から妖怪学の再構築を試みる筆者は直観する。本書は、『ゲゲゲの鬼太郎』『のんのんばあとオレ』『ねぼけ人生』『神秘家列伝』『総員玉砕せよ!』『娘に語るお父さんの戦記』『水木サンの幸福論』などの水木の作品やエッセイから、「身体知」を手がかりに「妖怪」と「幸福」との関係を解明。数多ある「作品論」とは異なり、水木が生きた身体感覚の表現の中核にまっすぐ向かう、哲学の新たな試み。 ◎目次 1章 「妖怪」の条件 2章 変態する鬼太郎 3章 畏怖の近くへ 4章 「神秘」を生きる人々 5章 木や虫や鳥と同じように

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