下流予備軍
イースト新書
森井じゅん
2017年8月10日
イースト・プレス
947円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
かつては「一億総中流」と呼ばれ、自分自身が中流だと考える人がいまだに九割を超える国、日本。しかし高齢化社会を迎え、雇用システムやセーフティネットは崩壊寸前。普通に生きて普通に働き、普通に老後を迎えることが難しくなっているのが現実である。転職や病気、介護、子育てなどの要因により、多くの人が下流に落ちる可能性と共に生きている時代。貧困家庭から這い上がった公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナーの森井じゅんが“不安の時代”の中で自分自身の人生を生き抜く術を解説する。
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誰でも転落の危険性
年功序列、終身雇用が崩壊し、非正規雇用と格差が拡大してる現在の日本の労働・雇用環境に警鐘を鳴らす。年功序列、終身雇用、正社員等は既に幻想だがそこにしがみつく危険性も指摘。労働者が自立し、高負担・高福祉のセイフティーネットが築けてこそ労働者の人権も保証されようが今の日本ではまだなかなか難しそうだ。また本書の指摘通り労働者環境の線引きによる差別により自分の立ち位置を確認するのも悲しいが日本人の現実だろう。
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