
「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす
イースト新書
古谷経衡
2017年12月12日
イースト・プレス
947円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
文春砲、不倫狩り、自主規制…… なぜ、彼らは「バッシング」に奔(はし)るのか? なぜ「不倫」報道ばかりに熱狂するのか? なぜアイドルに「恋愛禁止」を求めるのか? なぜ「巨悪」より「不謹慎」を憎むのか? そして、「ネット右翼」「意識高い系」との相関性は? 成長なき「中世化」社会の「不寛容」なネット住民 この「やっかいな人々」と、どう対峙するか? ◎〈彼ら〉は何を取り締まっているのか ◎なぜベッキーだけがここまで叩かれたのか ◎「若気のいたり」と「犯罪」のあいだには距離がある ◎舛添要一前都知事は本当に「悪人」だったのか ◎「よくできた話」だらけのウェブニュース ◎「教育勅語」は日本人の道徳観を高めたか ■ネット社会が生んだ「息苦しさ」の正体 ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所、町村役場、著名人、政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃が容赦なく浴びせる。現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。
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経済成長が全てを解決?
最近はびこるつまらないことでメディアやネットが特定の人間を集団で叩きまくる風潮を分析。つまらないことを叩いたり誇ったりするのは経済成長がゼロの平成という「中世」が原因で、それを解決すれば人はつまらないことに拘らなくなるという筆者の主張は明確で説得力があるが、現実的に日本に今以上の経済成長が望めるかどうかには疑問が残るが…
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