詩的スクランブルへ

言葉に望みを託すということ

詩論の現在

北川透

2001年4月30日

思潮社

3,190円(税込)

人文・思想・社会

いま何が詩のことばを囲繞しているのか。1996〜2000年にかけて、時代を衝迫する閉塞を身体ごと生きながら、烈しい挑撥力をもって書き継がれた果敢な内在批評「ニュートンの死」を収載。ことばの未知の風景をもとめて、吉増剛造、藤井貞和、瀬尾育生、そして『討議戦後詩』などの可能性を問い、詩的現在の様相を明らかにする。渾身のポリティーク。果敢な同時代詩論。

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