伝う鉄路と物語 飯田線
信濃毎日新聞社編集局
2023年10月8日
信濃毎日新聞社
1,870円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 旅行・留学・アウトドア / ホビー・スポーツ・美術
長野県辰野町から愛知県豊橋市まで全長195.7km、94もの駅があるJR飯田線。四つの私鉄の時代を経て、全線開業から80年余。地域の人たちの日々の暮らしにとけ込む一方、近年では山深い渓谷で非日常的な魅力を醸す「秘境駅」が人気を集めています。沿線では飯田市周辺で進むリニア中央新幹線の工事が注目される中、効率性や採算性とは少し離れた存在である飯田線とその周辺にカメラを向け、鉄道と関わる(関わった)人々の物語を編んでいきます。 信濃毎日新聞朝刊で2022年1月から2023年3月まで、計30回連載した大型写真企画の単行本化。紙面には掲載しなかった写真、出版のための再取材で新たに撮影した写真に加え、歴史にかかわるエピソードでは当時の資料写真や地形図、年表なども加え、より立体的に再構成しました。 第1部 レールのある日常 橋脚損傷 大雨災害からの復旧/線路沿いのわが家 父母の思い出/代替輸送バスに生まれた連帯感/大嵐駅ホームに記念植樹の看板/平岡駅直結の観光施設「龍泉閣」/伊那小沢駅の周辺 咲き競う桜/中川村から飯田に通う高校生 【コラム】橋を襲った大雨 第2部 行き交うひと・もの・こと 3両編成で満席「秘境駅号」/ナシ畑が広がる伊那本郷駅周辺/唐笠港に川下り舟到着の調べ/飯田線版『鉄道唱歌』の歌詞/辰野駅隣のフューチャーセンター/飯田線と天竜川を望む高台/天竜峡駅近くのクラブハウス/辰野・横川橋梁の被災から1年/3年ぶりの飯田時又灯ろう流し/旅情誘う「青春18きっぷ」ポスター/豊橋・城海津跨線橋からの眺め 【コラム】うちの山下清作品?そっくり!「天竜川の風景」/辰野駅0番線 第3部 はじまりの槌音 紙芝居で歴史を伝える地元の有志/効率優先でない「人間臭さ」も/三州街道沿いに伊那電の名残/伊那谷に鉄道敷いた伊原五郎兵衛/大嵐駅地下買うの廃線跡「夏焼隧道」/難三信鉄道開通に尽くした川村カ子ト/天竜川を望む旧富山村のほこら群 【コラム】南に延びる三信鉄道 建設当時の写真 第4部 次の100年へ リニア関連工事が進む飯田・座光寺の竹灯籠/天竜峡で愛され続けたハクモクレンの大木/幻の国鉄佐久間線トンネルのワインセラー/通学路となった国鉄中津川線の線路用地//後世に継ぐ昼神温泉の源/天竜川を縫うように営みをつなぐ「財産」 ※飯田線路線図、略年表付き
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X
LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
みんなのレビュー