守護所・戦国城下町の構造と社会

阿波国勝瑞

石井 伸夫 / 仁木 宏

2017年3月1日

思文閣出版

7,260円(税込)

人文・思想・社会

戦国時代、100年以上にわたり阿波国の中心地であった守護町「勝瑞」。 阿波細川氏の拠点であり、その被官三好氏はこの地を基盤に京都で政界の覇権を争った。将軍候補や幕府管領も滞在し、ここから捲土重来をはかった。 阿波国は、中世後期から近世にかけて、権力主体が変遷したにもかかわらず、ずっと一国単位で歴史が変遷する。その中心は勝瑞から徳島へ引きつがれた。これを「阿波モデル」として全国の城下町研究に提示する。 ユニークな空間構造をもつ一六世紀の地方都市・勝瑞の姿を、考古学、歴史学、地理学など多様な視角から解き明かし、中世都市史研究を大きく前進させる一書。

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