大名庭園の近代

小野 芳朗 / 本康 宏史 / 三宅 拓也

2018年6月5日

思文閣出版

8,800円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理

大名庭園が語られるとき、お殿様がいた近世に注目が集まるのに対し、近代はまったく忘れられてきたのではないか?ところが幕末維新を経て、明治・大正・昭和という激動の時代をくぐりぬけるあいだに、庭園自体も、その都市のなかでの位置づけも、大きな変容をとげている。そして現在流布している各庭園のイメージは、じつは近代に形作られたといってよい。こうした問題意識から、大名庭園のいまを知るために決して見落とすことができない近代の歴史を掘り起こす。

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