
神話文学の展開
貴船神話研究序説
三浦俊介
2019年7月1日
思文閣出版
13,200円(税込)
人文・思想・社会
古代日本の「記紀神話」、神社内で作成され管理されてきた「神社神話」、中世日本の各種資料に見える神話の異伝、毘沙門天が登場する「仏教神話」、そして中世神話『貴船の本地』などを多角的に論じる。 とりわけ古代から中世にいたる貴船神社を主たるモチーフとして、その伝承や資料から神話文学論を展開している点が、本書の特徴。 神話をとおして日本文学をより豊かに読みとくうえで、必読の一書。 第1部 貴船の神々と神話 第1章 神社神話の遡源ー貴船神社の神話(1)- 第2章 神社神話の降臨ー貴船神社の神話(2)- 第3章 神々の尻尾ー神社名における「尾」の意味ー 第2部 古代中世の神話文学 第1章 記紀神話の構成ー神話対照表を読むー 第2章 中世神話と和歌・注釈書ー藤原良経「天の戸を」歌と天岩戸神話異伝ー 第3章 仏教神話の転生ー四天王・吉祥天女前生譚ー 第4章 仏教神話の軌跡ー美女を救った技能者たちー 第3部 中世神話『貴船の本地』論 第1章 鬼の名と『法華経』 第2章 転生再会の方法 第3章 地鎮の呪法ー家を七七に造ることー 第4章 鬼を食う五節供 第5章 鬼殺しの年中行事ー節分・門松・左義長ー 第6章 中世神話『貴船の本地』と貴船神社 補論 漢字「鬼」と和語「おに」についての基礎的考察
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