
『御堂関白記』の研究
倉本 一宏
2018年11月9日
思文閣出版
8,800円(税込)
人文・思想・社会
藤原道長の日記『御堂関白記』について、長年、先駆的な研究を深めてきた著者による、論文(新作を含む)からエッセイまでを蒐めたアンソロジー。 摂関期古記録における『御堂関白記』、特に自筆本と古写本の特質を抽出し、その座標を確立することにより、『御堂関白記』研究のみならず、古記録研究そのもの、また摂関政治論や王朝文化論に資する。 一 自筆本『御堂関白記』をめぐって 1.『御堂関白記』の裏書 2.『御堂関白記』自筆本の文字の抹消について 3.『御堂関白記』自筆本寛弘五年秋冬巻の裏に写された『後深心院関白記』 二 『御堂関白記』の書写 1.『御堂関白記』古写本の書写 2.『御堂関白記』の仮名 3.『御堂関白記』古写本・寛仁元年九月卅日条と十月一日条の書写順序をめぐって 4.平松本『御堂関白記』と『御堂御記抄』 三 『御堂関白記』の内容 1.「内府悦気有り」 2.寛弘五年七月の彰子土御門第退下をめぐって 3.『御堂関白記』に見える「女方」 4.『御堂関白記』の「妻」と「妾」について 四 『御堂関白記』雑感 1.『御堂関白記』全現代語訳を終えて 2.「御堂関白」藤原道長の実像 3.『御堂関白記』は何故にすごいのか 4.平安時代理解のあたらしい地平へー古記録の現代語訳は何故に必要かー 5.『御堂関白記』の世界記憶遺産(「世界の記憶」)登録について 6.『御堂関白記』利用の変遷と「摂関期古記録データベース」
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