そそうの哲学

数寄茶湯の原点

朴ミン廷

2019年4月1日

思文閣出版

5,500円(税込)

ホビー・スポーツ・美術 / 美容・暮らし・健康・料理

序 倉澤行洋 序章  藝道の定義  藝道の修行論についての先行研究  本書の構成と研究方法 第一章 藝道における修行の段階論  多段階論  三段階論  二段階論 第二章 『山上宗二記』における修行論  「茶禅一味」の修行論  名人の修行論  茶人の修行論ー「茶湯者覚悟十体」・「又十体」- 第三章 数寄茶湯の風体「そそう」  「そそう」の風体の登場  茶書にみる「そそう」  山上宗二の風体論  「そそう」が登場する三つの背景  山上宗二の「そそう」の特徴 第四章 「守破離」  「守破離」の由来  修行の三段階としての「守破離」  茶道伝書にみる「守破離」 終章 「そそう」の現代的意義 参考文献 英文要旨 「下は律儀に、上はそそうに」 山上宗二が残した茶書、『山上宗二記』において、茶人の在り様をはじめ、もてなし・茶室・懐石・灰形・取り合わせの在り様に至るまで提唱されていた「そそう(麁相)」こそ、数寄茶湯の原点であり、哲学である。 藝道における修行論の研究を通して、「守破離」の「離」の境地、そこから生まれる「自然体」の姿としての「そそう」を見出す。 東アジア三国を貫いて響きあう、「そそうの哲学」試論。

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