現代中国茶文化考【オンデマンド版】

王静

2020年6月11日

思文閣出版

6,820円(税込)

人文・思想・社会

いまや現代中国のアイデンティティともいえる、茶文化。 その茶文化を創造し、再構築した政治的・経済的文脈とはどのようであり、それはどのようなプロセスをへて、さらにはそこにいかなる力がはたらいているのか。ひいては、茶そのものがもつ可能性とは。 中国の現代茶文化を映し鏡として、文化が本来もっている意味や力を見つめ直す。(初版2017年) 序章 茶文化研究への視座 第1章 茶葉生産と新中国の社会主義建設 建国当初の茶葉状況/茶葉生産の恢復/茶葉生産と社会主義工業化/革命のための茶葉生産 第2章 「茶文化」の出現と経済建設 「茶葉問題」の発生/「茶文化」ということばの誕生/茶文化の創造/茶文化への欲求 第3章 台湾茶芸の創出と中国大陸への伝播 台湾茶芸を育んだ社会変革/1970年代の台湾茶危機/台湾茶芸の構築/台湾茶芸の伝播 第4章 茶文化ナショナリズム 茶文化から民族文化へ/民族文化の演出/学術研究による茶文化操作/茶文化復興の象徴 第5章  茶文化産業 茶芸館/茶文化観光/中国茶文化の消費 第6章 中国茶のソフトパワー 新中国の外交と茶/茶文化パブリック・ディプロマシー/日本における「中国茶」の受け入れ 終章 中国茶文化の可能性 あとがき 参考文献 索引

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください