みちのく銃後の残響
無告の戦禍を記録する
野添憲治
2012年6月30日
社会評論社
2,200円(税込)
小説・エッセイ
民話採集が呼び戻した軍国少年のまがまがしき記憶ー。著者は花岡事件取材から中国人・朝鮮人強制連行の現場取材を今なお続ける。小林多喜二の母や満蒙開拓時代のいわさきちひろを語る銃後の人びとへの聞き書き、農民文学・食文化の深みを伝える講演録、そして赤坂憲雄、熊谷達也との対談も収録。
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