マクスウェル方程式から始める 電磁気学

小宮山 進 / 竹川 敦

2015年11月28日

裳華房

2,970円(税込)

科学・技術

電磁気学の全体像を見通し良く把握・理解できるように、各論的な話から始めるのではなく、最初の数章でマクスウェル方程式を微分形まで含めて完全な形で示し、その後で、電磁気学の様々な現象をマクスウェル方程式から導出した上で、大学初年級の読者を念頭に懇切丁寧に解説した。  力学を運動方程式から学び始めるように、マクスウェル方程式から学び始める本書は、電磁気学を学ぶ上で、まさに理想的ともいえる構成の教科書・参考書となっている。 1.電磁気学の法則  1.1 電磁気学とは  1.2 電磁気学に現れる量  章末問題 2.マクスウェル方程式(積分形)  2.1 ベクトル場の流速と循環  2.2 電磁気学の法則のすべて  2.3 電磁気学の概観  2.4 マクスウェル方程式から導かれるよく知られた法則  章末問題 3.ベクトル場とスカラー場の微分と積分  3.1 スカラー場とベクトル場の微分  3.2 ベクトル場の積分  章末問題 4.マクスウェル方程式(微分形)  4.1 微分形のマクスウェル方程式  4.2 重ね合わせの原理  4.3 電荷の保存  4.4 ベクトルの2階微分  章末問題 5.静電気  5.1 時間変化がない場合の電磁気学  5.2 クーロンの法則と重ね合わせ  5.3 静電ポテンシャルとポアソン方程式  5.4 ポアソン方程式の完全な解  章末問題 6.電場と静電ポテンシャルの具体例  6.1 ガウスの法則から電場を導く  6.2 静電ポテンシャルから電場を求める  6.3 導体のある場合の電場  章末問題 7.静電エネルギー  7.1 一般論  7.2 いくつかの例  7.3 静電場のエネルギー  7.4 点電荷のエネルギー  章末問題 8.誘電体  8.1 分極  8.2 分極ベクトルと分極電荷  8.3 誘電体のマクスウェル方程式  8.4 異なる誘電体の境界  8.5 誘電体のエネルギー  章末問題 9.静磁気  9.1 マクスウェル方程式から導かれるよく知られた法則  9.2 ベクトルポテンシャル  9.3 ビオーサバールの法則  9.4 磁気モーメント  9.5 電流にはたらく磁気力  章末問題 10.磁性体  10.1 常磁性体・反磁性体・強磁性体  10.2 磁気モーメントと磁化電流密度  10.3 磁化ベクトル M  10.4 磁性体のマクスウェル方程式  10.5 強磁性体の磁区と磁化曲線  章末問題 11.物質中の電磁気学  11.1 分極電流  11.2 物質中のマクスウェル方程式  11.3 変位電流  章末問題 12.変動する電磁場  12.1 電場の一般的表式  12.2 電磁誘導  12.3 インダクタンス  12.4 磁気的エネルギー  12.5 エネルギーの流れ  章末問題 13.電磁波  13.1 波動方程式  13.2 平面電磁波  13.3 電磁気的エネルギー  13.4 電磁波の発生  13.5 遅延ポテンシャル  章末問題

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