エレクトロニクスの基礎〔新版〕

姉妹書の『物理学選書17　応用エレクトロニクス』（ISBN 978-4-7853-2318-9）と合わせ、それぞれ基礎編・応用編として、各種のエレクトロニクスとそれぞれの基礎的事項の相互の関連や重要度の比較などを検討して分冊とした。 　本書では、実際的な技術に重点を置き、記述も具体的である。 1．電子と電子管 　1.1　電子現象 　1.2　真空中の電子の運動 　1.3　二極真空管 　1.4　三極真空管 　問題 2．半導体の物理 　2.1　結晶 　2.2　結晶内電子のエネルギー 　2.3　固体内の電子分布 　2.4　半導体を流れる電流 　2.5　pn接合 　2.6　MOS構造 　問題 3．半導体ダイオード 　3.1　pn接合ダイオード 　3.2　トンネルダイオード 　3.3　発光ダイオードとレーザーダイオード 　3.4　光ー電気変換素子 　3.5　金属ー半導体接触ダイオード 　3.6　マイクロ波発振ダイオード 　問題 4．トランジスターと集積回路 　4.1　トランジスター 　4.2　接合型電界効果トランジスター 　4.3　MOS型電界効果トランジスター 　4.4　集積回路 　問題 5．電子回路の基礎 　5.1　直流回路 　5.2　交流理論 　5.3　四端子回路 　5.4　トランジスターの特性を表わす四端子定数 　5.5　分布定数回路 　5.6　過渡現象 　問題 6．フーリエ変換，ラプラス変換と回路解析 　6.1　フーリエ級数とスペクトル 　6.2　線形システムの応答 　6.3　ラプラス変換と線形システム 　6.4　フィードバックのある系の特性と安定性 　問題 7．基本的な電子回路 　7.1　ダイオードの回路 　7.2　トランジスターの基本的回路 　7.3　FETの基本的回路 　7.4　各種の増幅器 　7.5　発振回路 　7.6　電源回路 　問題