X線結晶解析の手引き
応用物理学選書 4
桜井 敏雄
1983年1月15日
裳華房
5,940円(税込)
科学・技術
X線による結晶構造解析により物質の原子的構造を目で見るように知ることができる。しかし、初心者が実際にやろうとすると、どうしたらよいかわからなかったり、やっている途中でうまくいかないことが多い。こうした人たちの相談相手として最適の書。 1.概観 1.1 序説 1.2 結晶解析の物理的背景 1.3 物体からのX線の回折 1.4 原子構造因子 1.5 単位胞の構造因子 1.6 結晶の構造因子 1.7 逆格子 1.8 フーリエ変換 1.9 逆結晶 1.10 回折像と逆結晶 1.11 複素数としての構造因子 1.12 結晶構造解析の立場 2.対称 2.1 結晶の対称性 2.2 結晶格子の形 2.3 軸の変換 2.4 複合格子による消滅則 2.5 対称操作の数学的表わし方 2.6 逆結晶の対称性 2.7 空間群の表わし方 2.8 逆結晶の対称性 3.回折データの測定 3.1 X線を取扱う注意 3.2 結晶 3.3 測定の原理 3.4 測定の手順 3.5 測定データの補正 3.6 異常分散効果の利用 4.結晶解析の手はじめ 4.1 はじめに何をしたらよいか 4.2 単位胞の中の分子数 4.3 非対称単位 4.4 重原子法 4.5 パターソンの関数 4.6 R 因子法 4.7 偽の対称 4.8 同型置換法と異常分散法 5.直接法 5.1 直接法の原理 5.2 直接法の手順 5.3 規格化構造因子 5.4 位相の関係式 5.5 最初の位相 5.6 位相の拡張 5.7 解けないときの対策 5.8 モンテカルロ法による位相の決定 5.9 位相と空間群との関係 5.10 解きにくい構造 6.結晶解析の完成 6.1 構造の精密化の手順 6.2 最小二乗法の実行 6.3 特殊位置の取扱い 6.4 最小二乗法が失敗する場合 6.5 束縛条件下の最小二乗法 6.6 分子モデルの作成 6.7 解析結果の関数 6.8 解析結果の精度 7.フーリエ合成と結晶構造因子 7.1 フーリエ合成とはどういうことか 7.2 部分的に正しいフーリエ合成 7.3 D合成による結合電子の表示 7.4 光学的フーリエ合成 7.5 結晶構造因子の計算 7.6 結晶構造因子の位相と対称操作 8.計算プログラムとデータ検索 8.1 コンピュータプログラム 8.2 プログラムシステムの構成 8.3 結晶データはどうして探したらよいか
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