これからの両棲類学

21世紀の両棲類研究の礎となるべく、進展する両棲類研究の中で、特に生態と行動、遺伝と系統、飼育と保全を中心に、第一線の研究者が研究の現状と将来展望を紹介する。研究者必見の1冊。 第 I 編　両棲類学の現状 　1．両棲類学と日本の現状　［松井正文］ 第 II 編　両棲類の生態と行動 　2．両棲類の生態研究 -両棲類の繁殖移動を例としてー　［草野　保］ 　3．オオサンショウウオの生態　［栃本武良］ 　4．小型サンショウウオの繁殖生態　［秋田喜憲］ 　5．小型サンショウウオ類の年齢　［見澤康充］ 　6．イモリ類の繁殖生態　［田中　聡］ 　7．モリアオガエルの生態　［戸田光彦］ 　8．カエルの食性　［平井利明］ 　9．両棲類の行動研究　［福山欣司］ 　10．トノサマガエルーダルマガエルの繁殖行動　［下山良平］ 第 III 編　両棲類の遺伝と系統 　11．カエルの遺伝学研究　［住田正幸］ 　12．カエルの染色体進化と性染色体の分化　［三浦郁夫］ 　13．DNAによる両棲類の分子系統学　［田中ー上野寛子］ 　14．ヌマガエルの種分化　［戸田　守］ 第 IV 編　両棲類の保全と飼育 　15．両棲類の保全　［大河内　勇］ 　16．両棲類と環境汚染　［坂　雅宏］ 　17．オオサンショウウオの保全　［栃本武良］ 　18．有尾類の飼育　［池田　純］ 　19．カエル類の飼育　［沼澤マヤ］ 第 V 編　両棲類学の未来 　20．両棲類学の将来に向けて　［松井正文］