図書館・まち育て・デモクラシー

瀬戸内市民図書館で考えたこと

嶋田 学

2019年9月26日

青弓社

2,860円(税込)

人文・思想・社会

人々の興味・関心を「持ち寄り」、利用者は世界中の本から自身の気づきを「見つけ」、わかる喜びをほかの人と「分け合う」。図書館は市民の〈知りたい〉を支え、情報のナビゲートを通じて主体性の確立を促す。まちの活性化の鍵は図書館にあると提言する。 はじめに 第1章 図書館を知っていますか?  1 図書館があるということ  2 「わかる」ということ  3 知りたい、学びたいに応える仕事  4 図書館という「場所」と「機能」  コラム 「図書館屋の小さな窓」 第2章 文化としての図書館  1 文化という「物語」  2 子どもの文化と図書館  3 文化格差は埋められるか  4 文化の自己決定能力  コラム 「生活文化」と図書館 第3章 持ち寄り・見つけ・分け合う広場を作るーー瀬戸内市の図書館づくり  1 図書館整備とサービスの現前化  2 正面突破としての「としょかん未来ミーティング」  3 事業承継策としての人材育成  4 「もみわ広場」というコミュニティー  コラム 寄付金に込められた思い 第4章 図書館とまち育て  1 地方分権から市民自治へ  2 地域活性化と図書館  3 社会関係資本(ルビ:ソーシャル・キャピタル)という緩やかなネットワーク  4 図書館が醸し出すエートス  コラム 「お客様」という呼称と「消費者民主主義」 第5章 図書館と蔵書づくり  1 図書館ではどのようにして本が選ばれているか  2 選書をめぐる論争  3 地域政策としての蔵書構築  4 蔵書づくりのあれこれ  コラム 『ぼくは、図書館がすき』--写真家・漆原宏の流儀 第6章 図書館とデモクラシー  1 デモクラシーを支える「死者の声」  2 リベラルアーツと図書館  3 これからの図書館員の仕事  4 図書館・まち育て・デモクラシー 初出一覧 おわりに

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

4

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください