中東欧の文化遺産への招待

ポーランド・チェコ・旧東ドイツを歩く

四方田 雅史 / 加藤 裕治

2018年3月12日

青弓社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

中世都市や炭鉱、工場、博物館、集合住宅、強制収容所跡ーー日本ではあまり知られていない中東欧の文化遺産を訪ね歩き、フルカラーの写真とともに文化遺産の歴史的・社会的な背景や観光・まちづくりとの関わりなどをコンパクトにガイドする。 はじめに 四方田雅史 第1章 ポーランド・チェコのルネサンス要塞都市における超時空的考察ーーザモシチ、オロモウツ、テレジーン 根本敏行  1 ルネサンス要塞都市  2 ザモシチ(Zamość)  3 オロモウツ(Olomouc)  4 テレジーン(Terezín) 第2章 ヴィエリチカ岩塩坑の産業遺産と観光 藤田憲一  1 ヴィエリチカ岩塩坑の概要  2 ヴィエリチカ岩塩坑の彫像とチャペル  3 産業遺産の具体的なアイテム  4 岩塩坑の観光資源としての役割 第3章 中東欧の近代産業遺産ーーオストラヴァの産業遺産を中心に 四方田雅史  1 オストラヴァの概要と産業遺産群  2 ミハル炭鉱  3 ランデク・パーク(アンセルム炭鉱)  4 ヴィトコヴィツェ製鉄所 第4章 現代の「負の遺産」--クラクフのシンドラー・ファクトリー 加藤裕治  1 クラクフ本駅前・旧市街地  2 オスカー・シンドラーの工場跡ミュージアム(シンドラー・ファクトリー)  3 シンドラー・ファクトリーの周囲の遺産(ポドグージェ地区など) 第5章 社会主義時代の集合住宅遺産ーーカール・マルクス・アレーとポルバを中心に 四方田雅史  1 社会主義時代の集合住宅という文化遺産  2 カール・マルクス・アレーの集合住宅群と社会主義観光  3 ポルバの集合住宅群と社会主義観光 第6章 ドイツ映画“文化遺産”のリメイキングーー「メディア都市」バーベルスべルク 加藤裕治  1 バーベルスベルクについてーー「テーマ化」という観点から街を見る  2 バーベルスベルクの映画産業の来歴について  3 バーベルスベルクの現在ーー街の状況 第7章 産業遺産と商業・芸術文化施設の邂逅ーーポーランド・ウッチとカトヴィツェの例から 根本敏行  1 ウッチのマヌファクトゥーラ  2 カトヴィツェのシプ・ヴィルソン 第8章 ポーランド建築紀行ーーワルシャワ・グダンスク・ポズナン 海野敏夫  1 ワルシャワ  2 グダンスク  3 ポズナン 第9章 デザインの視点から見た東欧(ポーランド) 峯 郁郎  1 ポーランドとの出合い  2 欧米とデザイン  3 ポスターという自己表現、コミュニケーション手段  4 主だった視察訪問先での所感 おわりに 加藤裕治

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください