何かが後をついてくる

妖怪と身体感覚

伊藤 龍平

2018年8月3日

青弓社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

後ろに誰かいる気がする、何か音が聞こえる、誰もいないはずなのに気配を感じる…。日本や台湾の説話や伝承、口承文芸、「恐い話」をひもとき、耳や鼻、感触、気配などによって立ち現れる不定形な妖怪に迫って、闇への原初的な恐怖を浮き彫りにする。

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