社会は笑う・増補版

ボケとツッコミの人間関係

青弓社ライブラリー 76

太田 省一

2013年7月19日

青弓社

1,760円(税込)

人文・思想・社会

マンザイブーム以降のテレビ的笑いの変遷をたどり、条件反射的な笑いと瞬間的で冷静な評価という両面性をもったボケとツッコミの応酬状況を考察し、独特のコミュニケーションが成立する社会性をさぐる。2002年刊の底本にゼロ年代の特徴を増補する決定版。 序章 「観客」と「視聴者」 第1章 マンザイ的「笑い」の誕生ーーマンザイブームをめぐって  1 吉本とフジテレビ  2 ボケとツッコミの遊離  3 笑い声の主張ーー「素人」の時代 第2章 「仲間」空間と「笑い」  1 伸縮する内輪ウケ空間  2 記号化する個体ーーキャラクターと「笑い」  3 観察者の“興奮” 第3章 「笑い」が「感動」に変わるとき  1 ドキュメンタリーと「笑い」  2 予定調和としての「感動」  3 「本気(ルビ:マジ)」の記号論 第4章 現代日本社会と「笑い」  1 超疑似化の作法  2 延命する疑似空間 終章 「笑う社会」の行方 補論 その後の十年ーー「芸人」たちの二〇〇〇年代 参考資料 あとがき

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