司馬遼太郎とその時代

戦中篇

延吉 実

2002年2月16日

青弓社

2,640円(税込)

人文・思想・社会

司馬遼太郎とはどのような作家だったのだろうか。昭和という時代に生きた福田定一=司馬の「自分の戦争体験」とする記述と歴史的事実との詳細な対照を試み、語られなかった事実を検証することで、司馬の作家としての精神のあり方とその出自を明らかにする。 はじめに 第1章 大陸雄飛  1 戦争の時代  2 「むすび」の精神 第2章 夢想の霧のなかで  1 亜細亜の曙  2 教練  3 市立御蔵跡図書館 第3章 学徒出陣  1 入営  2 馬賊志願  3 満蒙へ 第4章 夢のあとを  1 芳水と芙蓉  2 玄海灘  3 古戦場 第5章 四平陸軍戦車学校  1 入校  2 出会い  3 機甲の躍進と人事 第6章 錬成・前期課程  1 この憂鬱な乗り物  2 大根と戦車  3 一九四四年(昭和十九年)七月 第7章 錬成・後期課程  1 野営訓練  2 句会  3 レイテ決戦のころから 第8章 赴任  1 占守島へ  2 卒業 第9章 辺境守備  1 牡丹江  2 二つの石頭会 第10章 本土防衛  1 帰還  2 佐野と決(傍点一字)号作戦 第11章 敗戦  1 あるエピソード  2 四戦校終焉の顛末、ポツダム宣言受諾・復員 おわりに

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