文体としての物語増補版
青弓社ルネサンス
小森陽一(国文学)
2012年11月30日
青弓社
5,500円(税込)
人文・思想・社会
西欧的な文体の導入は日本文学がもっていた伝統的な物語をどのように変化させ、解体し、新しい型を生み出していったのか。二葉亭四迷や森鴎外、樋口一葉など明治期の小説を題材に、新しい文体と物語が誕生した時代をとらえ、表現することと読むことに目を向けて近代文学の始まりを問い直す。単行本に未所収の論文を増補。解題は島村輝。
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