真実を語れ、そのまったき複雑性において

スチュアート・ホールの思考

小笠原 博毅

2019年6月5日

新泉社

3,080円(税込)

人文・思想・社会 / エンタメ・ゲーム

カルチュラル・スタディーズの理論家、スチュアート・ホール。ジャマイカで生まれ、イギリスに渡ってメディアや現代文化の批判的研究に貢献し、反人種差別をめぐる社会運動や黒人アーティストたちの表現活動にも影響を与えた。民衆が生きる状況の具体的な複雑さについて考え、理解し、それを語ること。ホールのもとで学んだ著者が分断の時代に問う、「ポピュリズム」に対峙する知的技能の可能性。

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