
貧困へのまなざし
富裕層は貧困層をどのように見ているのか
セルジュ・ポーガム / ブリュノ・クザン / カミーラ・ジオルジェッチ / ジュール・ノデ / 川野 英二 / 中條 健志
2024年12月17日
新泉社
3,850円(税込)
人文・思想・社会
岸政彦氏推薦 「富裕層は貧しいひとびとをどう見ているのか。 膨大なデータの国際比較から浮かび上がる、格差と分断の現実」 貧しい地区を抱える大都市で裕福な地域に住む富裕層は、貧困を正当化するシステムを備えて特権を享受している。 パリ、サンパウロ、デリーの富裕層を対象にした貧困と不平等の認知に関する大規模調査の結果をもとに、そのメカニズムを解明する。 セルジュ・ポーガム『貧困の基本形態』の姉妹本 序章 富裕層は貧困層をどのように見ているのか 第一章 パリ、サンパウロ、デリーの高級住宅街を調査する 1 大都市の選択 2 地区の選択 3 分析段階の規則 第二章 道徳的秩序を生み出す 1 都市における相互行為の撤退と規制 2 社会・空間的適合の感覚 3 階級の閉鎖と社会的再生産の戦略 4 地域の道徳的秩序における、特定の庶民層の統合あるいは拒絶 第三章 貧困層から身を守る 1 自堕落、汚れ、汚染 2 治安の強迫観念から差別へ 第四章 貧困を正当化する 1 レイシズムと貧困の自然化 2 能力のイデオロギーと、特権を正当化する新自由主義的レパートリー 第五章 差別の三つの側面 1 道徳的境界の構築 2 嫌悪のプロセス 3 不平等の正当化と共感の無効化 第六章 連帯の抑圧か距離をおいた連帯か 1 連帯の規定要因 2 アタッチメント・レジームの刻印 終章 貧困へのまなざし 方法論上の補遺ーー調査の展開
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