大庭みな子の世界
アラスカ・ヒロシマ・新潟
江種満子
2001年10月30日
新曜社
3,850円(税込)
人文・思想・社会
自然と人間、民族と人種、女と男の境界をずらし、すべてが溶解する人間存在の混沌に立ち戻って、生とコミュニケーションの可能性を渾身の力で描ききった作家・大庭みな子氏。二十世紀後半の日本女性文学の最高峰をなす、妥協のない自由の追求とその作品世界の軌跡を、フェミニズム批評から照らし出す。
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