冷戦に憑かれた亡者たち
ナチとアメリカ情報機関
クリストファー・シンプソン / 松尾弌之
1994年7月31日
時事通信社
4,271円(税込)
人文・思想・社会
第2次大戦下、ヨーロッパ東部戦線には、民族主義の名のもとにナチに協力した者たちがいた。戦後アメリカ情報機関は、元ナチを含めたこれら元ナチ協力者を採用する。深まりつつある冷戦。彼らはまさに傭兵であった。しかし、数々の残虐行為に関与した者がアメリカの秘密工作に入り込んだことで、深刻な悪影響ー情報機関関係者の用語で「ブローバック」(逆流)-がもたらされた。すなわち、冷戦がより一層エスカレートし、またアメリカ国内の政治状況も大きく右に揺れ動いたのである。情報公開法によって入手した豊富な資料を用いて、1940年代後半から50年代にかけての冷戦の裏側を描き出す。
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