明治維新を読みなおす

同時代の視点から

青山 忠正

2017年1月31日

清文堂出版

1,870円(税込)

人文・思想・社会

明治維新が明確に、いつからいつまでなのか、ではなく、その本質を、幕末(結果としての幕府の瓦解があったからこその表現であり、この当時の人間がそう認識していたわけではない)の政治課題がどのような内容と歴史的意味をもって立ち現れてきたのか、それを全国統一政府の成立と東アジア世界との決別のなかで新たな政治体制として作り上げていく動きとして、長期の時系列のなかに捉える。  序章 近世から近代へー何がどう変わるのかー 1 政争のなかの戦い  第一章 通商条約の勅許と天皇  第二章 功山寺決起と高杉晋作  第三章 佐幕か、倒幕か、幕末各藩の動向  第四章 国際社会のなかの戊辰戦争 2 造型される人物  第五章 将軍継嗣問題の実情  第六章 江戸無血開城の真相ー天璋院篤姫ー  第七章 龍馬と薩長盟約  第八章  「竜馬」を史料学の視点から見てみよう  第九章  志士を突き動かした時代のエネルギー  第十章 天皇が見える 3 暗殺の構図  第十一章 井伊直弼  第十二章 横井小楠  第十三章 大村益次郎 4 明治国家を作り出す  第十四章 全国統一政府の成立  第十五章 東アジアとの確執と訣別   コラム 太陽暦の採用  第十六章 自由民権運動と大日本帝国憲法  あとがき

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