
実録ラスプーチン(下)
ブライアン・モイナハン / 白須英子
2000年4月30日
草思社
2,530円(税込)
人文・思想・社会
第一次世界大戦の泥沼化にともない、帝政ロシアの混迷は末期的な様相を呈しはじめる。皇后の絶大な信任を得て影響力を振るっていたラスプーチンは、「君側の奸」としてさまざまな立場の人間につけ狙われ、ついには暗殺者の手にかかる。本書は、数々の謎に包まれている暗殺事件に多様な角度から光をあて、遺体から毒物が検出されなかったことをはじめ、意外な新事実をあばきだす。皇帝一家を精神的に支え続けたラスプーチンが死んで数週間後、帝政ロシアもまたその歴史に幕をおろすー。秘密警察資料を縦横に駆使して描く、大転換期を生きた巨大な人間像に肉迫する力作。
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眺 良太郎
プーチンならぬラスプーチンの人物像はいかに
プーチンとラスプーチンが重なって仕方がなかったので、快僧ラスプーチンがいったいどんな人物だったのか、いまいちど詳しく知りたいと思い購入。プーチンもラスプーチンも、ロシアでカリスマ的存在であることは明らかな共通点、プーチンは政治的カリスマ性、ラスプーチンは宗教的カリスマ性である点は明らかな相違点。本書により、さらに、プーチンと共通している部分と、似て非なる部分とが、浮き彫りにされるに違いない。(上下共通)
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