声に出して読みたい日本語

齋藤 孝

2001年8月25日

草思社

1,650円(税込)

語学・学習参考書 / 絵本・児童書・図鑑 / 小説・エッセイ / 人文・思想・社会

祇園精舎の鐘の声からガマの油売りまで、 覚えて声に出すと心地よい日本語の名文、名句を集めた本。 暗誦は心を養うために必要であり、もっと注目すべきと説く。 <おわりにより> いま、暗誦文化は絶滅の危機に瀕している。 かつては、暗誦文化は隆盛を誇っていた。 小学校の授業においても、暗誦や朗誦の比率は 低くなってきているように思われる。 ……歴史の中で吟味され生き抜いてきた名文、名文句たちを 私たちのスタンダードとして選んだ。 声に出して読み上げてみると、そのリズムやテンポのよさが 身体に染み込んでくる。 それは、たとえしみじみしたものであっても、 心の力につながってくる。 はじめに 一. 腹から声を出す 二. あこがれに浮き立つ 三. リズム・テンポに乗る 四. しみじみ味わう 五. 季節・情景を肌で感じる 六. 芯が通る・腰肚を据える 七. 身体に覚え込ませる・座右の銘 八. 物語の世界に浸る おわりに[身体をつくる日本語] あとがき 主な参考文献および引用出典

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(3

starstar
star
2.37

読みたい

5

未読

10

読書中

144

既読

40

未指定

121

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

wata

代表的な古典のくだり

starstarstar 3.0 2019年08月01日

日本を代表する古典のくだりがまとめられている。こういうのを国語の教科書にしたらいいんじゃないかなと思う。興味がわいたら、原文を読むだろうから。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください