訴えられた遊女ネアイラ

古代ギリシャのスキャンダラスな裁判騒動

デブラ・ハメル / 藤川芳朗

2006年8月31日

草思社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

紀元前4世紀、ギリシャの都市国家コリントスで、捨て子だったネアイラは、奴隷身分ながら、美貌の遊女となった。身請けされたのち、首尾よく自由身分を得たネアイラは、弁論家ステパノスに見初められ、いっしょにアテナイで暮らしはじめる。それから30年、ステパノスにたびたび告訴されて苦汁を飲まされていた論客アポロドロスは、彼への復讐のために、2人の結婚は違法だと、ネアイラを法廷へと引きずり出した。職業裁判官も弁護士も不在のなか、市民から選ばれた501人の陪審員を前に虚実皮膜の弁舌を振るうアポロドロス。ネアイラは違法な結婚をしたと評決されて再び奴隷身分に突き落とされ、ステパノスは高額の罰金を払うことになるのか。それともアポロドロスが敗訴して罰を受けるのか。たぐいまれな一女性の生涯をたどり、訴訟中毒社会といわれた古代アテナイの日常を再現する。

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