文庫 昭和二十年 第6巻 首都防空戦と新兵器の開発

草思社文庫

鳥居 民

2015年8月4日

草思社

1,650円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。 本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、 昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。 著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、 丸谷才一、井上ひさし、立花隆氏をはじめ多くの識者から高く評価されてきた。 今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。 前半は厚木航空隊の若き飛行機乗りたちの奮戦を描き、 後半はドイツからの技術援助の経緯と電波兵器、ロケット兵器、 人造石油、松根油等の新兵器開発の状況を描く。 (4月19日〜5月1日) 第19章 首都防空戦と沖縄の米軍降伏の噂(四月十九日〜二十日) 三〇二空の死闘 B29との決死の戦い 敵、無差別爆撃に切り替える 福田英の戦死 植草甚一、清沢洌、敵軍が降伏したと聞く 「今月中に戦争が終わるのだったら」 どうして降伏の噂は起きたのか 第20章 日独両国はどれだけ助け合ってきたのか(四月二十日〜五月一日) ルーズベルトとチャーチル 「あの餅焼き網のようなものはなんだ」 ウルツブルグとコック・ドール 電波兵器の装備に懸命なアメリカ 悪戦苦闘をつづける人造石油工場 ドイツとの同盟に期待した人造石油計画だったが 英国の屈服にすべてを賭ける 英国を屈服できず、ソ連の崩壊を期待できず ヒトラーとムッソリーニ ドイツと協同作戦をしない 電波兵器を無視して 仮装巡洋艦と柳船が日本に 「沿海州を占領すべきだ」 「電探がなければ、戦いはできない」 「敵の海上輸送を阻止する戦いをやって欲しい」 ドイツ潜水部隊の敗北 三度目の正直、ウルツブルグの図面 あいもかわらず頼りにならない電波兵器 敵の対空砲火の秘密 ドイツからロケット戦闘機の資料を運ぶ 本土防空のために マルロ計画動きだす すべての化学工場を動員 「家庭鉱脈」を掘ろう 空襲下のマルロ計画 だれもがマルロに懸命だが 「ドイツの戦闘機は松の木から採った油で飛んでいるぞ」 全国の農業会に松の根掘りを命令 みなで松の根を掘り、釜で焚く 延べ一億二千万人を動員して 松根油で飛行機はほんとうに飛ぶのか 強力電波への断ち切れぬ夢 ヒトラーは死んだか 引用出典及び註

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