グローバル幕末史
幕末日本人は世界をどう見ていたか
町田明広
2015年8月20日
草思社
1,870円(税込)
人文・思想・社会
幕末、日本は欧米列強の圧倒的武威に屈し、開国した。国内に攘夷思想が吹き荒れる中、幕府、薩摩、長州は各々どういう攘夷戦略で列強に対峙したか。また、欧米との貿易が始まると、幕府は軍需品の輸入利権を独占し、これに反発する薩摩は直接貿易を求めて英国に接近する。さらに、幕府が海外視察団を派遣すると、薩摩も藩士を欧州に送り込み、幕末抗争はグローバルな展開を見せてゆく。国際的視点から幕末史を捉えなおす意欲作。
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