幕末明治 異能の日本人

出久根達郎

2015年12月10日

草思社

1,870円(税込)

人文・思想・社会

西郷隆盛ら日本の偉人を世界に紹介した内村鑑三の名著『代表的日本人』に触発された出久根達郎さんが、江戸後期から幕末、明治までの偉大な日本人の知られざる生涯と業績を軽妙、渾身の筆致でつづる、歴史人物エッセイ。 二宮金次郎 尋常でない行動力と知恵で江戸後期の荒廃した600 余の町村を再興。 成田山での21日間断食を終えた日に80 キロを走破して帰村した超 人。薪を背負った素朴な金次郎像からは想像できない偉大すぎる生涯。 幸田露伴 電信技師から文筆家に転じ、平塚らいてうら近代の女性解放運動家を 生み出した男。漱石、鴎外とともに明治の三文豪と謳われながら、知ら れていない露伴。類を見ない多彩な文業と博覧強記ぶりを掘り起こす。 天田愚庵 戊辰戦争で両親・妹と生き別れた東北磐城の志士・天田愚庵。維新後、肉親捜しの旅が始まる。清水次郎長、山岡鉄舟、正岡子規、桐野利秋ら数多の傑物に愛された男の悲哀。知られざるもう一つの維新史。

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