香港はなぜ戦っているのか

李 怡 / 坂井 臣之助

2020年3月2日

草思社

2,420円(税込)

人文・思想・社会

危機は起こるべくして起こった! 香港在住70年のベテランジャーナリストが暴く「一国二制度」の欺瞞に満ちた実態。 中国の圧迫が生んだ「香港人意識(本土意識)」の高揚に光を当てるタイムリーな一冊! 危機の背景にあるのが、香港の中国化と、 それに反発する香港の本土意識の高まり、両者の対決である。 香港の本土意識とは何か。わかりやすく言えば、それは香港を「ふるさと」と考え、 香港の現状(法と自由の尊重)を大切にし、広東語の文化を愛し、香港の利益を優先する ローカリズム(地域主義)の意識である。 本土意識こそ近年の香港情勢を読み解くキーワードだと言っても過言ではない。 (本書「解説」より) <目次より> 1、香港の「本土意識」とは何か 2、香港の「本土意識」はいつ生まれたか  3、なぜ「香港を守る」という意識が拡大したのか  4、香港人と新香港人  5、危機に直面する「法治」 6、「愛港」精神と脱中国化  7、無視されつづける市民感情 8、台湾と香港、新たなアイデンティティの誕生  9、「一国」の圧迫が生んだ「二制度」の自主意識 10、いかにして混迷から抜け出すか 1、香港の「本土意識」とは何か 2、香港の「本土意識」はいつ生まれたか  3、なぜ「香港を守る」という意識が拡大したのか  4、香港人と新香港人  5、危機に直面する「法治」 6、「愛港」精神と脱中国化  7、無視されつづける市民感情 8、台湾と香港、新たなアイデンティティの誕生  9、「一国」の圧迫が生んだ「二制度」の自主意識 10、いかにして混迷から抜け出すか

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