妖雲大内大平記

小川良

1997年4月30日

叢文社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

「おのれ逆臣、七年以内に怨い殺すぞ」長門大寧寺で大内義隆に殉じた隆豊はすさまじい怨霊と化し陶晴賢・杉重矩・内藤興盛に迫る-。陶の忍者善常に惨殺された冷泉総子の怨霊から、義隆との間に生まれた頼子をゆだねられた義侠の剣士さぎりを守護する魔性。片手片足を切り取り衆道地獄に投げ込んだ仇敵善常への憎悪と思慕の相克に翻弄される美少年次郎。晴賢に取りつき頭脳と肉体を狂わせた隆豊の怨霊は厳島奇襲の前夜、水軍村上武吉にのり移り、ためらう毛利元就を説得。怒涛さかまく死の海に突入させる。中天高く黒雲に乗って毛利軍を守護する妖しき影-。戦国の闇を照射する長篇時代小説。

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