大切にしたいものは何?
鶴見俊輔と中学生たち
みんなで考えよう
鶴見俊輔 / 南伸坊
2002年1月31日
晶文社
1,540円(税込)
絵本・児童書・図鑑
ひとりの老人と中学生の男女13人が、お寺に集まり輪になっている。「わたしはこう思うよ」。「いや、ぼくだったらこうだよな」…。いま、自分たちをとりまいている問題について話し合っている。だれが先生でだれが生徒かわからない。なんだか不思議な光景で、メダカの学校のようでもある。老人は哲学者の鶴見俊輔さん。この場を、「江戸時代にあった寺子屋なんだ」。そう話している。話題は、「大切にしたいものって何?」、「ムカツクことって何?」、「塾って何?」、「マンガって何?」。中学生のだれもが、悩んだり苦しんだり喜んだりしている問題である。だれにも相談できず、ひとりぼっちで悩んでいたら、この本を開いてみよう。考えるヒントがいっぱいつまった本。
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