
虚像庭園
三波 雄
1999年6月30日
アムリタ書房
946円(税込)
小説・エッセイ / 新書
旅行中にガス欠で山中で立ち往生してしまった浩司は、やっと見つけた山荘に助けを求める。そこでは療養中の少女・弥生と使用人の美流の、二人の少女が暮らしていた。偶然訪れたはずのこの館で、浩司は2年前の兄の事故死に、弥生が関係していたことを知る。何もかも自分より優れ、尊敬と嫉妬の対象であった兄。その兄は、弥生をかばって死んだのだ…。兄へのトラウマに駆り立てられた浩司は、少女たちを凌辱することで、兄の名を貶めようとするが。
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