屋上ミサイル

山下貴光

2009年1月31日

宝島社

1,540円(税込)

小説・エッセイ

大統領がテロ組織に拉致監禁されるという大事件がアメリカで発生していたもののー日本の高校生たちにとって、それは遠い国の出来事だった。それよりも、もっと重要なことがある。例えば、校舎の屋上でスケッチをすることだとか。美術の課題のため、屋上にのぼった高校二年生の辻尾アカネ。そこで、リーゼント頭の不良・国重嘉人や、願掛けのため言葉を封印した沢木淳之介、自殺願望を持つ平原啓太と知り合う。屋上への愛情が共通しているということから、国重の強引な提案で“屋上部”を結成することになった四人。屋上の平和を守るため、通行人を襲う罰神様騒動、陸上部のマドンナ・ストーカー事件、殺し屋との遭遇などに巻き込まれることになる。それらはすべて、ひとつの事件に繋がっていた!『このミステリーがすごい!』大賞第7回大賞受賞作。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

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