ゴッサム・セントラル:正義と悪徳と

エド・ブルベイカー / グレッグ・ルッカ

2021年3月11日

小学館集英社プロダクション

3,300円(税込)

漫画(コミック)

ゴッサムシティの守護者はバットマンだけではない…。世界で最も悪名高い犯罪多発都市、ゴッサムシティ。そこには、バットマンの影で日々犯罪と戦う組織があった。ゴッサム市警の重大犯罪課、通称MCUに所属する刑事たちは日々命がけで凶悪犯罪に立ち向かっている。なんの特殊能力も持たない彼らは、時にバットマンの宿敵であるスーパーヴィランとさえ対峙する。ミスター・フリーズに殺された仲間の仇討ち、何者かの陰謀で同性愛者であることを暴露されたレニー・モントーヤを巡る事件…。連日発生する大事件を、MCUは無事に解決することができるのか?アイズナー賞、ハーベイ賞、そしてLGBTQ+をテーマにしたゲイラクティック・スペクトラム賞を受賞した名作エピソードも収録。ゴッサム市警にスポットライトをあてた一冊!

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キャプテン・シモキタ

ハードボイルドな名作

starstarstarstar 4.0 2022年05月17日

普段は名前有りのモブレベルのゴッサムシティの警察達に焦点を当てた作品。 いつもは敵の凶悪さ狡猾さを表現するために、無能だったり、あっさりやられてしまい、それを解決するバットマンは凄いというのがお約束だが、この作品ではバットマンが活躍する裏ではゴッサム警察たちも頑張って色々な事件を解決しているんだ!と言わせるような出来となっている。 ゴッサムシティの警察目線で見ると、法を犯して私刑に走るバットマンは両手放しで喜べる存在ではないし、むしろバットマンがいるせいで凶悪なヴィラン達を呼び寄せてしまう、しかしバットマンがいないと解決出来ない事件があることもまた確かなため、法を守る事とバットマンの存在を容認することに悩みながら、特殊能力を持たない警察たちが凶悪ヴィランと対峙し捕まえようとする一冊。 特に第一章の別の事件の捜査中に不運にも凶悪ヴィランのMr.フリーズ出くわしてしまったドライバーがそこで相棒のチャーリーを無惨に殺されてしまい、バットマンがいるせいで凶悪ヴィランを街に呼び寄せたと恨む一方、相棒を死なせてしまったことに責任を感じ、バットマン案件の事件だけれどもバットマンに頼らず、警察の力のみで解決しようとする話が非常にハードボイルドで面白かった。 群像劇のため所々でスポットのあたる刑事が変わり、一人一人バットマンに対して抱いている印象が違うところも面白い。 後半はあまりバットマンは関係なく、事件の捜査中にヴィランの嫌がらせで同性愛者だと暴露されてしまったモントーヤ刑事が偏見や差別の目と戦いながら事件を解決する話で、こちらはLGBTQの強めの話となり、人を選ぶ話となっている。

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