法と哲学 第6号

井上 達夫 / 宇野 重規 / 中島 義道 / 堤林 剣 / 網谷 壮介 / 宮本 雅也

2020年6月1日

信山社出版

3,740円(税込)

人文・思想・社会

◆法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す、研究雑誌。本号は、【◆特集◆ 政治と嘘,そしてカント】として、第一線の執筆陣が一堂に集い、〈面白き学知〉を創発◆ 井上の巻頭言「コロナ・ラプソディーーパンデミックが暴く「無責任の体系」」は、今日のコロナ危機の時代への、まさに直截な警鐘「檄文」でもある。特集は「政治と嘘、そしてカント」として、宇野の序文「ポスト・トゥルース時代にカントを考える」と3論文(中島、堤林、網谷)を掲載。一般論説(宮本)書評2編(高橋、横濱)も目をひく。法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す。 『法と哲学第6号』  井上達夫 責任編集 【目  次】 〔巻頭言〕コロナ・ラプソディー - パンデミックが暴く「無責任の体系」〔井上達夫〕 ◆特集◆政治と嘘,そしてカント ◆〈特集にあたって〉ポスト・トゥルース時代にカントを考える〔宇野重規〕 ◆1 カントにおける「嘘」の問題〔中島義道〕 ◆2 カントーコンスタン虚言論争におけるコンスタンの論理と狙い〔堤林 剣〕 ◆3(理論的には)非実在的だが(実践的には)実在的である政治の理念について〔網谷壮介〕 〔一般論説〕 ◆分配的正義論における構造変革責任〔宮本雅也〕 〔書評〕 ◆1 未完の大聖堂を前にして〔高橋文彦〕 ◆2 正義をめぐる論争へのコミットメント〔横濱竜也〕

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